院長の想い
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医院方針

ご要望を尊重し、お気持ちを細やかに察する診療を心がけています。

当院では、「患者さまが何に困っているのか」「どのような医療をもとめているのか」といったことを重視し、それに寄り添って治療方法の選択肢を提案したいと考えています。そのため、診察時間をできるだけとり、患者さまからの訴えはじっくりと伺うよう努めています。なお、複数の症状にお悩みの方など、診療に時間がかかりすぎてしまう場合には、いったん、他の患者さまに順番を譲っていただき、後でまたお話を伺うこともあります。患者さまが不安や疑問を抱えたまま治療を進めることはしない方針です。

私について

勤務医時代の経験から、血液検査で全身の状態を把握する診療を重視。

私が医師を志すようになったのは、開業医だった父の影響だと思っています。医学部に入ってからは、つらい症状を抱えた患者さまを一人でも多く笑顔にできるような医師になりたいという気持ちが強く、当時、内科の中でも特に忙しい診療科で修行しようと決めました。そこは、血液や腎臓、膠原病などの診療を主に行う診療科で、白血病の患者さまの診療などに力を入れていました。重い病気の患者さまと接する中で、患者さまやそのご家族のお気持ちに寄り添った診療をすることの大切さを痛感しました。

こうした勤務医時代の経験から、現在の診療でも血液検査を重視しています。例えば、かぜの症状一つでも、通常、抗生剤は控えるべきとされてはいますが、こじらせてしまった時には、抗生剤を使う方が妥当な場合もあります。そうした判断は、症状について伺うだけではなかなか難しいかと思います。また、血液検査をすることで、患者さまご自身が気づいていない病気を見つけられることもあります。大きな病院を予約する負担をできるだけ少なくできますし、何より、患者さまそれぞれのバックグラウンドにも配慮しながら、身近で健康管理にお力添えできる点で、勤務医時代の経験をいかせていると思っています。

患者さまへの想い

困った時に身近で頼りがいのあるホームドクターを目指しています。

健康面で心配ごとを抱えてしまった時、「ここに来れば気持ちが和らぐ」と思っていただけるような場所でありたいと思っています。そのため、問診には時間をかけ、お仕事や家庭事情など、雑談も交えながら、患者さまと近い距離で診療したいと考えています。

「強いお薬でもいいので、とにかく血糖値や血圧を下げたい」「お薬はできるだけ控えたい」「入院せずに通院で治療したい」など、患者さまの病気との向き合い方はそれぞれかと思います。フランクな会話の中で、患者さまが何に困り、どうしてほしいのか、といったご意向をくみとり、それに見合った治療方法を提案するのが私の役割だと心得ています。

今後も、不安を抱えて来院された患者さまを一人でも笑顔にできるような診療に力を注いでまいります。